ひな祭りの雛人形はいつから飾る?飾る時期としまう時期。配置や並べ方、時期から意味まで決まりはあるの?

雛人形飾ってますか?
小さいお嬢さんがいるお家は飾られますよね!

私は15歳くらいまでは飾ってあったのを覚えています。

何歳まで飾るのがいいんでしょう。

代々受け継いで娘さん、お孫さんと引き継がれるのでしょうか。

いやいや、現実は「どっちのおばあちゃんが買うの?」的な感じで初節句の時に新品をプレゼントしたりしますかね。

雛人形って種類がありますよね。

関西風とか京都風とか。

お雛様とお内裏様だけのやつやら、段飾りのタイプやら…

どっちが右?誰が何段目?みたいな…

最近はマンションが多いですから大きい雛人形は置く場所がないですね。

窓辺に置けるような小さな可愛い飾りもありますし、幼稚園の時は折り紙で作ってあちこちに飾っていました。

昔、ひな祭りを過ぎても雛人形をしまわないと、お嫁に行き遅れるとかよく言われたものです。

なので母はすぐしまっていましたけど、36歳独身です。

いつから飾っていつしまうのが正解なのでしょうか?

雛人形を飾る時期って意外とお家によっていろいろなのではないでしょうか?

うちの実家は、美しくて大きい、お雛様とお内裏様だけのタイプの雛人形がありましたけど、

あまり愛でる習慣がなくて、ひな祭りはちらし寿司食べよう。

みたいな、とりあえずやりましたよ。っていう感じの家でした。

桃の節句について由来とか意味を知らないので、とりあえず感が凄いかったですが、日本の美しい文化、桃の節句やひな祭り、お雛様のことを知っている私でありたいと今更思う36歳春です。

ひな祭りの雛人形はいつから飾っていつしまうのが正解?-雛人形を飾る時期-

嫁に行くのが遅くなることを恐れて、しまうのだけはしっかりとひな祭りの翌日に行っていた記憶がありますが、ではいつから飾るもんなんでしょう。

お雛祭りの直前に出しても全然楽しむ期間がないですよね。

実際は節分を過ぎた立春から飾るのが一般的なようです。

ただ地域によって異なるようで、地域の風習に合わせるのが良いようですね。

早いところでは松が明けて1月8日とか、逆にひな祭りが4月の地域では3月下旬に飾るところもあるようです。




雨水の日に飾ると良縁に恵まれる?雨水って雨の日?

「あまみず」と読んではいけません。

「うすい」です。

雨の日でもありません。

二十四節季でいう、節分と啓蟄の間になります。

だいたいお雛祭りの12日か13日前くらいになるみたいですね。

雨水の日に雛人形を飾ると、その家の女の子は良縁に恵まれると言われているそうです。

もしくはひな祭りに一番近い大安の日に飾ったりすることも多いんですって。

ひな祭りの一日前に飾る、雛人形の一夜飾りや絶対ダメ

これはお正月飾りの一夜飾りは、お通夜の一夜飾りを連想されて縁起が悪いこと、神様に失礼だということでタブーとされています。

お雛様も同様の理由で、タブーとされているそうですよ。

私はお正月の一夜飾りのことも知りませんでしたw

雛人形をしまう時期は婚期に関係ない!大切なのは天気

雛人形をしまう時期は、ひな祭りが終わったらすぐと教えられてきたのですが、実際は啓蟄くらいにしまうのが一般的なようです。

雛人形をすぐにしまわないと婚期が遅れるというのは…

「片付けもろくにできないような女性では嫁にいけない」という昔の人の教えだったのですね。

それより晴れていて湿気の少ないときにしまうのがマスト。

湿気と共にしまってしまうと、雛人形がカビたり傷みのもとになりますね。

ひな祭り直前に焦らない。雛人形の飾り方‐位置や置き方など‐

雛人形の置き方って実際よくわからなくないですか?

お雛様とお内裏様は実際どっちが左でどっちが右?

Googleで調べなきゃですよ・・・

段飾りならなおさら、人が多すぎてもう誰が何段目とか、何番目とか全くわかりません。

まずはお雛様とお内裏様がどちらに位置しているのが正しい置き方か。

そもそも、雛人形って天皇皇后の結婚式を模したものだそうです。

沢尻エリカさんを思い出します。

現代の雛人形の並びは左が女雛、右が男雛、結婚式の新郎新婦の並びと同じなんですね。

しかし、古式だと逆なんだそうです。

それは古代から左上位の文化があったためなんですね。

ですが、中国や欧米の文化が入ってきて徐々に右上位の考え方が浸透してきたことにより現在の並びになったそうです。

古代は左が男雛、右が女雛だったわけですが、古きを重んじる京都では今でも古代の並びになっているんですね。




京都雛と関東雛の違いは?置き方も違う?

京都の雛人形は古典雛と言われる、昔からの雛人形。

関東雛というのは、現代の形、一般的に一番多いタイプの雛人形と言われていますこの。

ですから、並び方は京都雛は左が男雛、右が女雛ですが、関東雛はその逆になります。

ひな祭りや雛人形の由来・意味を知れば願いは今も同じ

ひな祭りの歴史ってとっても古いんですね。

中国から3月3日に穢れを落とす文化が入ってきて、日本では身を清める日になったそうです。

人形という形が出来たのは奈良時代が始まりで、平安時代には厄を人形に移して流す、流し雛の習慣へと変わっていきます。

この頃から、子供の健康や安全を願って人形に託すという文化が始まったのですね。

現在の雛人形の姿は、天皇や宮中の結婚式を模したものということなのですが、だんだんこの形に変わってきたのは江戸時代だそうです。

この頃には、豪華絢爛な天皇や宮中の結婚式を模した雛人形にに女の子の幸せで豊かな結婚を願ったのでしょう。

いつの時代も親が子どもの安全や健康、幸せを願う気持ちは同じですね。

とっても豊かになった今では、

「どっちのおばあちゃんが雛人形買うの」

「初節句はどっちの実家で祝うの」

みたいな会話も聞かれますが、本来はひな祭りにはお人形に子供の幸せを託して、今の健康やわせに感謝する日なのかなと思います。

まとめ

ひな祭りを飾る時期は地域によって様々

多くは立春、大安、雨水

一夜飾りは禁止(ひな祭り前日に雛人形を飾るのはNG)

しまう時期はだいたい啓蟄

晴れている日がベスト(婚期が遅れる説は昔の人の有り難い教え。すなわち迷信)

現代の雛人形は、関東雛がほとんどで、左にお雛様、右にお内裏様

お雛祭りは雛人形に女の子の健康と幸せを託して願い感謝する日

願いながらちらし寿司を頂く日

今年はひな祭りや雛人形の由来を思い出しながら飾ってみませんか。

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