部屋の湿気がすごい…
梅雨時は特に、部屋の湿気に悩まされますよね。
部屋の湿気を取る方法についてズバリお答えしたいと思います。
部屋の湿気がすごいときの対策は?
- 除湿器を使用する
- エアコンの除湿機能を使用する
- 換気をする
- 水とりぞうさんを使う(除湿剤)
- 重曹を置く
- 除湿機能のあるカーテンを使用する
- 新聞紙・段ボールを置く
月並みですが、こんなところです。
予想通りだったかもしれません。
結局皆さんが思いつく範囲のことをしっかりやるだけのことなんですね!
では解説していきます。
除湿器(空気清浄機)を使用する
今では空気清浄機を置いているご家庭も多いのではないでしょうか。
ただ、現在は空気清浄機能+加湿機能がついている空気清浄機が断然多いと思います。
我が家はプラズマクラスターのヒーターに加湿機能がついているものを使用しています。
なぜ除湿器のシェアが減ってきているかというと、場所を取る上結構電気代がかかるんですね。最近はエアコンの除湿機能が高機能ということで、そちらを使用されることが多いようです。
ということで…
エアコンの除湿機能を使う
エアコンの除湿機能を使用すれば、梅雨時の湿気や室内干しのときのジメジメや臭いにも効果が高いです。
AI搭載の、適切な湿度に保ってくれるエアコンも登場しています。
わざわざ除湿器を購入して場所と電力がかさむよりは、エアコンの除湿機能を使った方が経済的ですし、除湿器の掃除なども必要ないのでお手軽ですね。
換気をする
意外とこれがかなり効果があるみたいです。
雨の日は控えた方がよいですが、梅雨の様な時ではなく、特に冬は外気と室温の差で結露が生じてしまうというケースもありますのでその場合は、思い切って換気をして、外気と室温の差をなくすことと、湿気を逃がしてやることが大切です。
また、対角線上の窓を開けて換気をすることで空気の通りがよくなり、効果的に湿度を下げることができます。
サーキュレーターや扇風機なども回したらより一層よいと思います!
北側のお部屋は湿度が上がりやすいので、換気を十分に行って洗濯物の部屋干しなどはなるべく控えた方がよいでしょう。
除湿アイテム、水とりぞうさんを使う(除湿剤)
押し入れや、シンク下、下駄箱などに置くと目に見えて水を吸ってくれるので、「湿気取れてるー!」という気分になります。
実際効果は高いのですが、捨てるときに水を捨ててから破棄するというめんどくさい作業があるところが難点です。
昔実家でもよく使用していましたが、母がとてもずぼらだったため、いつもなみなみまで溜まっていて、全く除湿効果がなかったことを覚えています。
しっかり管理できる場合はおススメですね。
見栄えはよくないので、あまり見えない場所に使いたいところです。
重曹を置いて除湿剤にする
重曹を口が大きい容器に入れて置いておくだけで除湿になります。
こちらは水が溜まっていくわけではないので、水とりぞうさんのようなわずらわしさがありません。
ボロボロな感じになってきたら取り換えるだけです。
重曹は消臭にもなりますので、下駄箱やクローゼットなんかは特に消臭と除湿の両方が出来るので嬉しいですね。
お部屋には素焼きの植木鉢にどさーっと重曹を入れて置いておくという方法で広い面積の除湿が出来るそうです。
こぼれてしまうと大変なので、ガーゼで蓋をして、目立たない場所に置くのがおススメ。
除湿機能があるカーテンを使う
部屋の湿気がすごいとき、とくに結露がすごいときはカーテンにもカビが生えやすくなりますね。
しかしカーテン自体に除湿機能がついているものがあるそうです。
それは「麻素材のカーテン」。
麻は水分を吸い取ったり吐き出したりする機能があるそうです。
そのため、お部屋の湿度も調節してくれるんですね。
私もレースカーテンだけでも麻素材に替えてみようかな?と思っています。
新聞紙・段ボールを敷く
これは私的にはビジュアル的に好きじゃないです。
やっても下駄箱の中だけとか?
うーん、やっぱり好きじゃない。
あ、英字新聞とかならいいかな?
効果としては一定の効果があるみたいですね。
でも、使っているうちにボロボロになったりと、こちらも綺麗な状態を保つように管理が出来る場合に限られるかな。と個人的には思っています。
部屋の湿気がひどいときの湿気の取り方については以上ですが、そもそも適正湿度ってどれくらい?
湿度の調整が出来ていないと何が悪いの?
というところを見ていきたいと思います。
部屋の湿度は何度くらいが適正?
建築物環境衛生法では湿度40%~70%が適正湿度として認められているそうです。
更に、生活をする上での適正湿度は40%~60%とのことです。
では、湿度が高すぎたり低すぎたりするとどのような悪影響があるのでしょうか。
部屋の湿度が高すぎる場合…
- 発汗による体温調節効果が下がるため、熱中症にかかりやすくなる。
- 体内に熱がこもることで、体力の消耗が激しくなり、疲労感の原因になる。
- カビが発生しやすくなり、喘息やアレルギー疾患の原因になる。
- 消化酵素の働きが悪くなるため、食欲不振になる可能性がある。
- 梅雨から夏にかけての時期は、ダニやムカデなどの害虫が発生する危険性が高まる。
部屋の湿度が低すぎる場合…
- 粘膜が乾燥することにより、風邪などのウイルスが体内に入り、風邪に罹患する可能性が高まる。
- インフルエンザなどの病原菌が増加する。
- 髪の毛や肌が乾燥し、パサついたり、肌荒れや掻痒感の原因となる。
- 静電気が発生しやすくなり、機械類の故障の原因となる。
- 青果の鮮度や品質の低下が起こる。
- 絵画や美術品のひび割れ、劣化の原因となる。
以上のことからも、湿度を適正に保つことは生活するうえで、また健康を守る上で非常に大切です。
私の場合は喘息もありますし、ハウスダストアレルギーも持っています。
ですので、ジメジメ時期のアレルギーの悪化や、カビが発生したことによる喘息症状などの出現は顕著に現れます。
また、逆に空気の乾燥による呼吸器器官の症状(特に咳)はとても辛いです。
戸建てよりも、アパートやマンションなどの密閉された建物の方が湿気は溜まりやすくなります。
その点でも、除湿と加湿を上手に組み合わせて湿度調節していきたいですね。
余談ですが・・・
よく悪質な不動産会社に引っかかってしまって、不良物件なのに高額請求されてしまったり、保証してもらえないということがあるようです。
湿気がひどすぎて、新築マンション購入後に壁やクローゼット、お洋服からお布団までもがカビだらけになってしまったので、購入した不動産会社に問い合わせたら、納得のいかない説明ばかりされて、泣き寝入りするというような事例があります。
売却しようとしても、相当低い金額を提示されたりすることもあるようです。
そのような場合、弁護士さんに相談したり、公正取引委員会に相談したりということが書いてあったりするのですが、実はあまり期待できないと思います。私も湿気ではなく本当に不良物件だったので色々相談に行ったのですが、弁護士さんに相談しても「こういう業者の場合、出るとこ出ても損するだけなので黙って引っ越すのが一番良い。」と言われました。
「部屋の湿気がひどい」対策のまとめ
- エアコンの除湿が一番、効果的
- 除湿器を買うより、エアコンの除湿機能を使った方が経済的で効果的
- お部屋の換気をして、湿気を逃がすとジメジメ軽減
- サーキュレーターや扇風機も使用して、お部屋の通気性を高めると効果的
- 重曹は湿気対策にも臭い対策にもなるので、下駄箱におすすめ。
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お部屋の湿度を適切に保って、健康で快適な生活を!