ホーロー鍋のお手入れ方法。お玉やスプーンなどのキッチンツールが傷をつける。お気に入りを長持ちさせるためには補修が必要?鍋の内側が欠けても安全性は大丈夫?

ホーロー鍋って見た目が可愛くて人気ですよね。

ル・クルーゼ、ストウブ、バーミキュラなど、ちょっと高いけど1つは欲しいアイテムです。

カレーやシチューなどの煮込み料理にもぴったり。

この時期はおでんやロールキャベツもいいですね。

ル・クルーゼ、ストウブ、バーミキュラなどはプレゼントにもよく選ばれます。

ブランドホーロー鍋がプレゼントに人気の理由は…

・機能性が高くて、煮込み料理がおいしくできる。

・熱源を選ばないので、どのようなタイプのキッチンでも使用可能。

・見た目がお洒落で、キッチンのインテリアになる。

こんなところでしょうか。

ホーローとはどんな素材?安全性は大丈夫?

ホーローとは、鉄鍋にガラス質のエナメルを焼き付けてコーティングしたものです。腐食しにくく、保温性、耐摩耗性が強く、匂いが移りにくいといったメリットがたくさんあります。鋳鉄の蓄熱性と重い蓋にいよって密閉性にも優れているため、素材本来のうまみや栄養素を引き出せるので、特に煮込み料理に向いています。ただし、強い火力、空焚き、焦げ付き、急激な温度変化、金属ツールの使用、金たわしなどの使用、落下や衝撃などはホーローに負担をかけ、細かいひび割れや傷ができたり、コーティングがはがれる、鍋の内側が欠けるなどの原因となります。

安全性について問われる声があるのは、カドミウムの溶けだしを心配しているからのようです。それに関しては、厳しい審査を通過しており、全く人体に害があるということはないそうです。

安全で高機能なアイテムなんですね。

pic by amazon




ホーロー鍋のメリットと欠点について

おしゃれで可愛い高機能キッチンアイテム、ホーロー鍋ですがメリットと欠点がありますのでまとめました。

ホーロー鍋のメリット

錆びにくい

酸にもアルカリにも強い(食材の味や色に影響を与えない)

焦げやこびりつきがしにくい

臭いがつきにくい

汚れが落ちやすい

見た目が可愛い、お洒落

pic by amazon

ホーロー鍋の欠点は?

急激な温度変化や、衝撃に弱い

金たわしや研磨剤入りのたわしの使用不可

クレンザーの使用不可

電子レンジ不可

炒め物には不向き(温度差が生じにくい揚げ焼きの様なものは可)

以上は、ホーローのコーティングがはがれてしまう原因になります。

コーティングに傷がついたり、ひびが入ってしまったりすると、そこから錆び始めて傷んでしまいます。

ホーロー鍋が焦げた時の洗い方

焦げにくいホーロー鍋なのですが、ついうっかりということはあります。

そんなとき、絶対に金たわしやクレンザーの使用は厳禁です。

お湯

お湯を沸かして、焦げをふやかします。

それでもダメなら…

重曹でホーロー鍋の焦げを取る方法

ホーローは酸・アルカリに強いので、重曹が使用できます。

鍋に重曹を入れて火にかけ10分ほど沸騰させてから自然に冷まします。

その後スポンジを使って洗ってください。

重曹はアルカリ性なので、酸性の焦げに効きます。

酸性の焦げとはお肉やお魚、ごはんなどです。

もしくは専用のクリーナーを使いましょう。

メーカーから出ている専用のものもあります。




酢でホーロー鍋の焦げを落とす方法

野菜や果物、キノコ類などのアルカリ性の焦げには酸性の酢が効きます。

酢はだいたい水1Lに対して酢80ml程度です。

15分程度煮立たせて、自然に冷ましてから洗います。

天日干しでホーロー鍋の焦げを取る方法

意外と何も使わずにただ天日干しするというのも効果的みたいです。

理想は1~2週間風通しの良い外に干して置くのが目安です。

焦がしてしまったときの対処法はわかりました。

しかし、普段のお手入れでホーローに傷をつけないように使うことが大事です。

金属の調理器具・キッチンツールにご注意-シリコンや木製を-

金属製の調理器具を使うと、鍋肌を傷つけてコーティングが削れてしまう恐れがあります。

理想はシリコンや木製のものです。

味見の時に金属のお玉を使ったり、金属のスプーンを使ったりすることで傷をつけることがよくあります。

ただ、スプーンやお玉がこすれて銀色の傷がついたように見える場合、それは素材が削れているのではなく、金属の色がついてしまっている汚れです。

しかし、ホーローの光沢が失われている状態であれば、ホーローのコーティングの表面に傷がついている可能性が高いです。そしてその隙間に食材の色素や汚れが入っていっているため、洗浄しても落ちないのですね。特にその場合もホーロー鍋の使用自体には問題はないそうですが、ホーローのコーティング面には負担のかかっている状態なので、火加減や衝撃には十分注意が必要とのことです。

ホーローがはがれたら補修が必要?有害物質による害が出る危険性は?

ホーローのコーティングがはがれても特に心配はいりません。

普通に使うことが出来ます。

有害物質が発生することもありません。

ただ。はがれていない部分にも負担はかかっている状態ですので、使用するときは少々注意が必要なようです。

炒め物や、汁気の少ない料理、焦げ付きやすい料理は控えましょう。

具材の多い煮物や、スープなどでしたら安全です。

はがれた部分にオーブンシートを敷いて煮物や炊飯などに使用することもできるようです。

ホーローが欠けた部分は鋳物がむき出しになっているため、水分が付着したまま保管をすると錆びる危険性があります。使用後洗ったら、必ず保管する前に水分をふき取ってしまいましょう。鋳物部分に食用油を塗っておくと被膜になって錆びにくくなります。錆が出たとしても、人体に害のあるものではないそうです。




補修について

ホームセンターなどでホーローの補修用のボンドの様なものが手に入るそうですが、

ちょっと不安です。

欠けていても使用できるということなので、無理に自分で補修しなくてもいいかなと。

鍋の内側はさすがに不安なので、外側が欠けていたらやってみてもいいかもしれません。

まとめ

お気に入りのホーロー鍋を長く綺麗に使うには、普段の使用方法に気をつける事と、正しいお手入れ方法でお手入れすることが大切です。

ホーロー鍋は女の人はみんな好きですよね。

色が可愛いル・クルーゼや本格派のストウブ。

煮込み料理をお気に入りのホーロー鍋で美味しく作ってくださいね♡

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする