加湿器のフィルター掃除にオキシクリーン・酸素系漂白剤を使った洗い方…オキシ漬けで臭いもぬめりもスッキリ

毎年エアコンしか使用していなかったため、とっても乾燥していました。

しかし年末にやって来たSHARPの加湿セラミックヒーターのおかげでとっても快適な年越しが出来ました…

が、しかし…

ん???

なんだかこの頃、うちの部屋の中が部屋干しの臭いでいっぱい。

そうカビ臭い。

温かい空気と共にかび臭さが部屋の中に充満。

これはどうしたものか…

説明書によると加湿トレー加湿フィルターのお掃除は2週間から1か月くらいで必要みたいです。

加湿器のカビ臭いフィルター掃除やってますか?

恥ずかしながら加湿器というものを手に入れたのが初めてでして・・・

加湿器のお掃除とかやったことなかったんですよね。

説明書によると、中性洗剤に浸け置きするとか、流水でも良いということが書いてあるんですが…

ネット情報によると、重曹でつけ置きとか、クエン酸でつけ置きとか、専用の洗浄剤を使うとかいろいろ書いてありました。

確かに重曹は臭いを消す効果もありますし、漂白効果もありますね!

そしてお風呂掃除のときには、そのアルカリの力を使って赤カビも退治してくれました。

カルキ汚れというか、水垢、硬いカルシウムが結晶化したような汚れにはクエン酸が効果てきめんでした。

加湿器も水に浸っていますから、お風呂と同様のカビや水垢などの汚れが出るはずですよね。




重曹のつけ置きよりクエン酸のつけ置きよりオキシクリーンにつけるオキシ漬け!

オキシクリーンって知っていますか?

私、流行に疎く全然知らなかったのですが、今はやりの酸素系漂白剤なんですね。

皆さんコストコとかで大きいのを買っていらっしゃるみたいです。

私は早速amazonで購入しました。

すぐほしいタイプなので、amazonでなんでも買っちゃいます。

お洋服の漂白だったり、水まわりやキッチンなど万能で、皆さんオキシ漬けをされているそうです。

コンロの五徳や魚焼きグリル、空気清浄機のフィルターなども酸素の力でふわーっと汚れが浮いてくるんだそうです。

しかも界面活性剤は含まれていないとのこと…

水洗いできるものはほとんど対応できるんですって!

いやいやー

今まで重曹とクエン酸に夢中だったのに、ここにきてオキシクリーンにときめいてしましました。

しかも1月8日放送の家事ヤロウ!!!のトピックが「オキシクリーン」だったのでこれは絶対に見逃せないと思っているのです。

というわけで、実際の我が家のどの程度だったのか…

これは撮影は自粛…

なぜなら

なぜなら

自分でも引くくらいの汚さだったからですw

イメージしてみてください。

白いふわっとしたカビが加湿フィルターと加湿トレーに多量にふわふわと…

これは完全にまずい奴です。

というわけで、加湿トレーと加湿フィルターをオキシクリーンに浸け置く方法で綺麗にすることにしました。

オキシクリーンを使った加湿器のフィルターの洗い方

まずは浴室にもっていき、シャワーで流せるだけのカビや汚れを流します。

そのあと、オキシクリーンを50℃くらいのお湯に溶かした洗面器もしくは、バケツやシンクなどにはります。

その中に加湿フィルターやトレーをつけます。

この濃度ですけど、お湯4Lに対してオキシクリーンを付属のスプーン1杯程度。

濃すぎても、傷めてしまいますし、流しきれないと加湿器からでる蒸気や空気が有害なものになってしまします。

量が多いからと言って効果が増すわけでは無いので、そこは守りましょう!

そして、なぜお湯か?

という疑問なのですが、酸素系漂白剤というのは過炭酸ナトリウムというもので、お湯と使用することで酸素を発生し、その力で汚れを落としてくれるんですね。

その温度は50℃~60℃くらいが一番良いそうです。

また浸け置く時間は30~60分で十分。

長く浸けたからって効果が上がるわけではないということですね。

オキシクリーン(酸素系漂白剤)とは?成分は?

オキシクリーンって元々はアメリカ生まれの洗濯用洗剤なんです。

お水と混ざることで酸素の力で汚れを劇的に落としてくれる代物です。

衣類用漂白剤として、とてもパワフルである上に原料がとてもシンプルで使いやすいことから、洗濯以外にもお掃除に使われるようになったんですね。

注目すべきは、水洗いできるものにはほとんど対応できるというところ。

今回のように加湿器のフィルターはもちろん、床やテーブル、お風呂の浴槽、タイル、排水溝、キッチンの換気扇、コンロの五徳、洗濯槽までも!!

酸素の力で落とすため、環境にも優しく、除菌力もあるため食卓の掃除や哺乳瓶の除菌にも使えますね。

ただ、汚れを落とすパワーは強力なのでゴム手袋の着用をお勧めします。




アメリカ版と日本版の違いは界面活性剤が含まれているか否か

アメリカ版と日本版のオキシクリーンは見た目に違いがあるんです。

アメリカ版の方は青い粒粒が入っています。

これは界面活性剤と香料だそうです。

日本向けの製品の方がより優しく出来ているんですね。

オキシクリーンの使い方のコツと注意点

そして、活性力が高まるのはちょっと熱めのお湯。50~60℃くらいで効果が高まります。

浸け置きの場合は20分くらいで効果が出てくるようなのですが、6時間経つと効果が無くなってしまうようです。

ですから、作り置きは意味がありません。

そしてこれは気をつけてください!

水洗い可能な色々なアイテムに使えるオキシクリーンなのですが、アルミ製品は洗ってはいけません。

オキシクリーンの成分はアルミと化学反応を起こして溶かしてしまうそうです。

そしてやはりデリケートな場所にはテストをしてから使用した方が良いでしょう。

濃度が濃すぎると素材を傷めたり、床だとワックスが剥げたりしてしまう可能性があります。

オキシクリーンにオキシ漬けにしたフィルターは綺麗なっている??

綺麗になっているかなー?

ワクワク

ワクワク

浸け置いていた加湿トレーと、加湿フィルターをぬるま湯で洗い流します。

あれれ?

あれれれれ?

白い結晶のようなものと、白い塊がこびりついてるー

あれれれれー

これはなんだろう?

これはカルキですね。

水道水に含まれているカルシウムやマグネシウムが結晶化してこびりついている、いわゆる水垢…

これにはオキシクリーンは利きません。

なぜなら水垢はアルカリ性、オキシクリーンもアルカリ性だから…

こんな時は、酸性のクエン酸を使ってみよう!!

加湿器フィルターのカルキ汚れにクエン酸

オキシクリーンのオキシ漬けでもうすっかり綺麗になっていると思い来んでいたのに、白いカルキがこびりついていてなんだかがっかり。

今度ははクエン酸をぬるま湯に溶かして気長にクエン酸漬けにしてみようと思います。

浸け置き時間を調べると、30分から2時間とアバウトw

濃度は水1Lに対してクエン酸大さじ1杯くらいだそうです。

うん、入れすぎたかも。

濃度が濃すぎてパーツを傷めてしまうのが怖いので、濃度には注意です。

クエン酸は酸性の力を使って、お風呂の水垢をとるのにも活躍しますね。

今回もフィルターの水垢を落とすのに効果を発揮してくれると信じています。

しかし、まあ購入して2週間でこんなに頑固なカルキ汚れに襲われるとは…

確かに寒かったので、フル活用していました。

ただクエン酸を使うときは、金属を酸化させてしまう可能性があるため、長時間浸けたりクエン酸が残ったままにすることはやめましょう!

また塩素系漂白剤と混ぜるのは絶対ダメです。

混ぜるな危険!

ですよ!




クエン酸で加湿フィルターを浸けた結果…カルキ汚れは?

はい、1時間漬けてみました。

さっきは歯ブラシで磨いてみても全然綺麗にならなかったのに、すぐに浮いてきてさらさらーと落ちました。

おー!

オキシクリーンまたは重曹と、クエン酸の合わせ技がいいみたい!

アルカリ性の水垢にはクエン酸。

漂白や除菌にはオキシ漬けか重曹漬け。

まとめ

たった2週間でこんなにカビとカルキが溜まっていました。

これはお掃除の頻度を上げて綺麗を保つようにしないと、カビや汚れによって自分の健康が脅かされる危険性が高いと感じました。

また、臭いもとっても気になりますよね。

お掃除をしっかり行って、快適な空間を保ちましょうね。