旅行中にエアコンをつけっぱなしにして出かけてしまったという方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
家に帰ってきて真夏なのに涼しい…
真冬なのになぜ温かいの???
なんてぞっとした経験が私もたくさんあります。
旅行中じゃなくても日常茶飯事なのですが。
結論から言いますと心配ないです。
旅行中のエアコン(冷房・暖房)の付けっぱなし、電気代は大丈夫!
エアコンを付けっぱなしにして旅行から帰宅してガーン!
あと1週間はエアコンなしで過ごそう!
なんてことをするほどの事でもないと思います。
エアコンの付けっぱなし。
実は条件によっては逆に電気代がお得になっている可能性があります。
仕事に出かけるときにつけっぱなしで出かけちゃった…
これは確実にお得だと思います。(あ、温度設定や部屋の広さエアコンの省エネ能力にもだいぶ左右されます)
え?
付けっぱなしなのにお得??
エアコンにかかる電気代を左右するのは設定温度に達するまでに消費される電力
なぜかというと、それはエアコンがお部屋を暖めたり、冷やしたりするときに使うエネルギーがポイントなんです。
エアコンは設定温度まで温度を上げたり、下げたりするときに一番エネルギーを使うんですね。
ということは、こまめにつけたり消したりしていると、消費電力がかなりかかります。
そのため、私の自宅では、通常エアコンをずっとつけているときに電子レンジや、ドライヤーなどを使うのは全く問題がないのですが、朝一番でエアコンをつけて電子レンジを使うと、かなりの確率でブレーカーが上がります。
この件に関しては筆者は昨年実験済みです。
自宅は10畳くらいの1K、エアコンのスペックはアパートの備え付けなので詳細不明ですが、10年くらいは経っていると思います。
冷房と暖房を比べると、夏場はだいたい35℃の外気を25℃くらいに下げたいとすると、-10℃、冬場7℃の外気を25℃くらいに上げげたいと思うと+18℃。
というわけで、冬場の方が電気代はかかる傾向にあると思います。
特にエアコンのみではあまり温まりにくいため、ヒーターも併用するので結構かかります。
こたつや電気カーペットを使う方はかなりかかると思います。
夏場は一切エアコンを切らずに、28℃設定(自宅にいるときは25℃とか)にして過ごしました。
結論から言うと若干電気代は安かったです。
そして、冬場はエアコンを寝るときと外出時に20℃、自宅にいるときは22℃くらいに設定しました。さらに、前年使用していなかった、電気代がよりかかるヒーターを投入しました。
結果は昨年よりちょっとだけ(2000円~3000/月)上がりました。
ということは、エアコンつけっぱなしで外出していたとしても、そんなに驚くほどの電気代にならないということです。
私は電気代がかかりまくるヒーターを投入しての電気代なので、これはエアコン代だけだったらもっと安かった可能性もあるかもしれません。
まとめますと、たとえば2週間の旅行中にエアコンを付けっぱなしにしていたとしますと、
確かにいなかった時間にエアコンが効いていたというもったいなさはありますが、電気代自体か、通常より驚くほど跳ね上がるという事態にはなりません。
昔、まだwi-fiとかもなくて、携帯のネットの定額制度などもない時代に、接続したままにしてしまって、何万円という請求が来るという事故もありましたが、エアコン付けっぱなしでそんな事態にはなりません。
むしろ私にとってはエアコン付けっぱなし生活でいいことばっかりです。
エアコン付けっぱなしによるメリット
- 就寝時にエアコンを付けっぱなしにすることで起きるときの寒さと戦わなくても良い(冬)
- 就寝時にエアコンを付けっぱなしにすることで、熟睡できる(冷房・暖房)
- 就寝時にエアコンを付けっぱなしにすることで、あせもの心配が少なくなる(冷房)
- 外出時にエアコンを付けっぱなしにすることで、帰宅して寒さに凍えることもなく、すぐに家事などの作業に入る気持ちになれる。(暖房)
- 外出時にエアコンを付けっぱなしにすることで、帰宅時に室内の高温多湿のストレスから解放される。(冷房)
- 洗濯物が速く乾く(外に干すより逆にカラッと)
- エアコンを付けっぱなしにすることで冷蔵庫に入れ忘れたものや、自宅に忘れたお弁当の腐敗を防げくことができる(冷房)
昔の人はよく「エアコンの付けっぱなしは身体に悪い」といったものですが、
そう言っている昔の人ほど自宅で熱中症になってお亡くなりになっていますし、暑い・寒いなどで睡眠がしっかりとれない方がよっぽど身体に悪いです。
エアコン付けっぱなしのデメリットは乾燥
エアコンを付けっぱなしにすると、洗濯物が速く乾くというメリットがあるのですが、
ということは大変乾燥するということなんですね。
乾燥すると、冬場はインフルエンザの菌も活性化しますし、鼻やのどの粘膜を傷めることによって風邪もひきやすくなります。
またお肌もとっても乾燥して、肌荒れやシワ・くすみの原因になります。
そして、空気が乾燥すると冬場は特に火事のリスクも増えますので、そのあたりは対策が必要です。
エアコン付けっぱなしによる乾燥対策
- 加湿器の設置
- 濡れた洗濯物や布巾などを干す
- お肌の保湿を強化する
- 水分摂取を積極的に行う
- 火の管理に十分注意する
一番は加湿器の設置だと思います。
私の自宅に今年から仲間入りしたのはヒーターと加湿器が一体型になっているものです。
お手入れも簡単で、
温まりながら加湿もできます。
暖房なしで加湿だけもできますので、お部屋が寒いときはヒーターを併用、暖まったらエアコンと加湿機能のみを使用するという使い方をしています。
濡れたものを干すのはとてもおススメです。
私は食器を洗って拭いた後の布巾や、洗濯したインナーなどを干したりしています。
これだけでもかなり加湿できていると感じていますよ!
更にお肌もとーーーっても乾燥してしまうのが、エアコンのお悩みですよね。
それは冷房でも暖房でも同じだと思います。
私はエアコンによる乾燥が強まる時期は、30枚入りくらいのお安めのフェイスマスクを毎日朝晩使用しています。
洗顔してから10分~15分置いて、その間はちょっとした家事を行います。
パック完了したら、お化粧開始です。
夜はクリームを塗って寝ます。
そうすると、お化粧のりが抜群になって、透明感も出ます。
それと関連して、乾燥にはお水の摂取が一番大事です。
お肌が乾燥しているからと言って外側からだけ補うのではなく、お水を飲むということもしてみてください。
不感蒸泄と言って、毛穴からも水分は出て行って身体から水分が奪われていますので、是非、お水や白湯を多めに摂る習慣をつけてくださいね。
火のもとに関しては、注意するという以外にどうしようもないのですが、石油ストーブを併用している方は特に消し忘れや周りに燃え移りそうなものを置かないなどの意識が必要ですね
台所は意外と大丈夫だと思うのですが、ニュースなどを見ていると煙草の火の不始末も多いですから、それも注意ですね。
まとめ
- 旅行中にエアコンを付けっぱなしにしてしまったときの電気代の心配はそれほどではない。
- 普段からエアコン付けっぱなしは逆にお得
- エアコンを付けっぱなしにすることはメリットいっぱい
- エアコン付けっぱなしによる乾燥には注意。十分な対策を!
帰宅して、冷房や暖房を付けっぱなしにして外出したことに気付くと、かなりショックな気持ちになっていたと思いますが、それはそれほど落ち込むほどのことでないということですね。
それよりも、自宅にいるときのエアコンの使い方や断熱対策などもとても大切だと思います。
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